発達障害は赤ちゃんの時から特徴がある?年齢別の兆候とは?
どうも、
発達障害の息子と赤ちゃんと
毎日喧嘩して家の中が騒がしい
蒼依です!
発達障害、と聞いて
不安に感じるママさんは
とっても多いはずです。
しかし、それを見極めるのは
専門家などでないと難しいところ
があります。
なので、今回は
主な特徴を年齢別でご紹介いたします!
今回も、より身近に感じて欲しいので
私の息子を例に挙げつつご紹介します。
しかし、これだけは念頭に入れてください。
今から紹介するのが
すべて確実とは限りません。
子供の個性ゆえにその特徴が出ている
ことだってあります。
なので、もし不安に感じたのであれば
専門の機関に受診することを
お勧めします!
Contents
発達障害の兆候とは?年齢別に解説!
では、実際に年齢別に主な特徴を
お伝えしますね。
先ほども述べましたが、
「この特徴があるからうちの子は
発達障害なんだ!」
とは思わないでください!!
あくまで、全体的に見ての特徴なので
みんながみんな当てはまるわけでは
ありませんので・・・!
乳児期(0歳〜1歳)の特徴
生まれて間もなくだとあまり特徴が
掴みきれないところがありますが、
大まかな月齢の特徴を挙げていきます。
【自閉症の場合】
- ママと目を合わせようとしない
- 抱っこをいやがる
- 笑わない
- 常に動いていたがる
- 落ち着きがなく、抱っこされていても
常に周囲を見回している - 人見知りをあまりしない
- ママの後追いをしない
【ADHDの場合】
- なかなか寝付かない
- 寝返りをうつことが多く、
落ち着きがない - 視線が合わない
- 抱っこをいやがる
といった症状がみられる場合があります。
赤ちゃんは本来、ママに対して
絶対的な安心感があるので、
ママの目を見つめたり抱っこしてもらって
泣き止んだりするのが一般的です。
しかし自閉症やADHDの赤ちゃんは、
おっぱいをあげているときも視線が合わず、
抱っこを嫌がって泣くという傾向があります。
生後6ヶ月頃になると、一般的に人見知りを
始めてママから離れることを嫌がりますが、
自閉症やADHDと考えられる赤ちゃんは
特に抱っこを求めず、ママの後追いを
することも少ない傾向があります。
【私の息子の場合】
私の息子も、あまり赤ちゃんの時は
意思表示をしませんでした。
今もそうですが、
「オムツが濡れて気持ち悪い」
という赤ちゃんならではの生理現象は
全然言ってきません。
なので私が気にかけていないと
オムツからおしっこが漏れていくぐらい
大量にしていたりということがよくありました。
そして後追いも全然しませんでしたし、
人見知りも全くありませんでした。
その時は
「なんて育てやすい子供なんだろう」
と思ったくらいです。
幼児期(1歳〜2歳)の特徴
次は幼児期です。
色々と発達の違いが見え隠れしだす
あたりになってきて不安になる方も
多いかと思います。
なのでだんだん特徴も
顕著になってきます。
【自閉症の場合】
- 指さし等の意思表示をしない
- 言葉が出てこない
- 呼びかけても反応しない
- 人の真似事をしない
【ADHDの場合】
- じっとしていられず動き回る
- クレーン現象
- 呼んでも振り向かない
- 夜寝てくれない
- 目を合わせない
- ママが居なくても特に泣かない
一般的には、指さしでママに
自分の見ている物を示したり
欲しい物を要求したりしますが、
自閉症やADHDの赤ちゃんは
ママの手を自分の手の代わりに使う
「クレーン現象」を見せる傾向があります。
他にも言葉の理解、発語が遅い
特徴がみられます。
また、周囲への関心が薄いので
呼びかけても応じない、親や人の
真似をしないという症状が目立ちます。
【私の息子の場合】
1歳を迎えた頃に保育園にも
通うようになりましたが、
他の子供たちは笑顔で何かしらの
単語を使って話している姿を見て
驚いたのを今でも覚えています。
そのくらい全然話もしなくて、
今も喃語を主に使って話しています。
そして、1歳になる前あたりから
クレーン現象をよくするようになりました。
幼児期(2歳〜3歳)の特徴
自閉症の場合は3歳の検査で
完璧な診断結果が下ります。
1〜2歳の頃とあまり変わりませんが
その頃よりももっとはっきりと
見えてきます。
息子は2017年現在2歳なので、
私の経験談もここまでです。
【自閉症の場合】
- 年齢相応の言葉が出ない
- 声かけしても反応しない
- こだわりが出てくる
- 癇癪が多い
【ADHDの場合】
- 落ち着きなくじっとしていない
- 迷子になりやすい
- 注意をしてもわかっていない
- 話を聞かず興味のあるものに行く
2歳になると、通常は言葉の発達が
加速度的に起こるため、
自閉症の赤ちゃんだと言葉の遅れが
目立つようになります。
発言だけでなく、
ママやパパの声かけへの理解ができず、
生活では同じ食事だけ食べる、
入浴や外出でも特定のものだけで
ないと泣き続けるなど、マイペースに
過ごすという特徴がみられます。
【私の息子の場合】
私の息子も一度飛び出すと
基本的には帰ってこないので、
飛び出す瞬間にすぐに首根っこ付近の
服を掴んで引き留めたりしています。
ですが、あまりに頻度が高いと
その場に座り込んだり寝転んだりして
癇癪を起こし続けています。
外食時もじっとできないので、
少しお腹が満たされるともうその場に
座っていることなどできずどこか
旅に出ようとしてしまいます。
こだわりも強く、コップで飲むことは
ほぼなく、ずっと使っているストローマグ
でしか飲み物は飲んでくれません。
そして、飲み物もスポーツドリンク以外は
全くと言っていいほど受け付けません。
幼児期(3歳〜4歳)の特徴
この年齢は幼稚園に入園する時期に
なりますね。
その時には、周りの子供たちとは
「あれ?何かおかしいな?」
と感じられることが多いかと思います。
【自閉症の場合】
- 周りに興味・関心を持たない
- コミュニケーションをうまく取れない
- こだわりが強くなる
【ADHDの場合】
- 落ち着いて座っていられない
- お片づけができない
- 癇癪が多い
親が一旦目を離すと、
どこかに行ってしまったり、
手を離すとどこかへそのまま飛んでいくなど、
落ち着きがない子もいます。
注意欠陥障害とも呼ばれています。
また音、ニオイや味覚、手触りや痛みなど
感覚の受け止め方が違うという特徴があります。
入ってきた感覚を脳が正しく認識できないので、
妙な反応を起こしたり、
壁に頭をたたきつけたりする行動を起こします。
さらに睡眠障害があげられます。
睡眠のリズムがいつまでも
生まれた時と変わらず、
3歳になっても2時間ごとに目覚めたり、
夜泣きをしたりするケースなどがあります。
幼児期(4歳〜5歳)の特徴
大半の子供たちは集団生活にも慣れ、
生活リズムも完全に固まってきた子も
多くなります。
が、発達障害の子供たちはまだまだ
そこまで行くことができません。
【自閉症の場合】
- 他人に興味を示さない
- 臨機応変に対応できずパニックになる
- こだわりが強くなる
- 言葉をおうむ返しで返す
【ADHDの場合】
- 人の話を遮って自分のことを話す
- 甲高い声で叫んだりする
- 注意されてもあまり理解できない
このように、この時期あたりになってくると
定型発達の子供たちとはだいぶ変わって
特徴がでてきます。
この時期あたりになると、今まで発達障害と
気づかれなかった子供たちも発達検査を
幼稚園の先生や保育園の先生から促される
子が増えてきます。
しかし、そこで
立ち止まってはいけません。
それを放っておくと一番困ってしまうのは、
誰でもないその子供自身なのです。
幼児期(6歳〜7歳)の特徴
この時期になると次は小学生に上がるので、
子供たちもだいぶ子供たちなりの
社会スキルを身につけることができてきます。
今までは
「この子はきっと成長もゆっくりなんだろう」
と思ってきたかもしれませんが、
ここで親が気付き始める時期でもあります。
【自閉症の場合】
- 身の回りのことはだいぶ自分でも
できるようになるが、手助けがほぼ
必要とする - 暗黙の了解と言えるルールが理解できず
トラブルを招きやすくなる - 年齢相応の運動能力がない
(「ヨーイドン!」で走り出すという
ことが理解できずに訳がわからなくなって
しまう) - 言葉の使い回しなどが独特で、年齢よりも
大人びた口調の子もいればまだ話さない子
もいる
【ADHDの場合】
- やるべきことではなく
やりたいことを優先させる - 日常生活面に遅れが出てくる
- 感情などの抑制が効かない
- 物事に集中できない
このように、発達障害の子供たちは、
自分の世界が全てだと感じている子が多く
外部からの刺激をあまり理解できない
子が目立ちます。
しかしみんな同じ発達具合ではなく、その子
その子で特徴が違うので
「なんだろう、わがままだなぁ」
と思われてしまう場合が多いです。
児童期(6歳〜12歳)の特徴
子供たちも小学生になりました。
この時期になると、生活スキルだけでなく
勉強面のスキルも身につけていくことに
なります。
【自閉症の場合】
- 集団になじむのが難しい
- 臨機応変に対応できない
- 「どのように」「なぜ」と言った説明が
苦手
【ADHDの場合】
- じっとすることができない
- 注意力が散漫し、興味が常に変わる
- 感情のコントロールができない
- 不器用で創作ダンスや工作などが
苦手
ADHDの子の場合は、この時期に
はっきりとした診断が下されます。
その時に親がどう対応するか、
学校側の対応も求められてきます。
自閉症の子供たちの場合も、
ADHDの子供たちの場合も、周囲に
なじむことが難しいのでお友達などと
トラブルを起こしてくることが多くなります。
少しでも兆候が見え隠れしたと感じたら・・・
今回は自閉症とADHDの子供たちに
スポットを当てました。
LD(学習障害)の子供たちは、基本的に
幼児期に症状が見えることが少なく、
小学生にあがって初めて気づくという人が
多いです。
ですが、どのような場合であれ
「何かこの子は他の子と違う気がする」
と感じたら、とにかくまずは
地域の保健センターなどの公的機関
もしくは専門の医療機関の受診を
強く勧めます。
というのも、
早く気付けば気付けるだけ
療育などによって改善される可能性が
高くなります。
子供の姿を一番見ているのは
おじいちゃんおばあちゃんでも
ご近所さんでもありません。
お父さん、お母さんなのです。
自分の子供の将来のためにも、
しっかりと向き合ってほしいなと
私は思います。
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