母乳に食事は影響する?出やすくなる食べ物&飲み物10選!
授乳中のママの中には
食事の内容が母乳に影響するのかどうか
という悩みを抱えた方が多いと思います。
母乳の量が足りないけれど、
できれば完母で育てたい!と思っている
人にとっては、食事で母乳を増やすことが
できたら嬉しいですよね。
私は子供が1歳になるまで完母でした。
ある日クリームシチューを食べた後の
授乳で子供の顔が真っ赤に腫れあがり、
アレルギーが発覚したのをきっかけに
自分の食事を見直すことで
子供のアレルギー症状が改善し、
乳腺炎などのトラブルもなく
母乳育児を続けることができました。
その経験から、
授乳中の食事の重要性を
我が子を母乳で育てていた1年間に
痛感しました。
というわけで今回は
・授乳中の食事について
・母乳を出やすくする食べ物について
をテーマにお伝えしていきます。
Contents
食事の内容が母乳に影響するって本当?
お母さんがとった食事は母乳に影響を
与えるというのは本当です。
母乳が出やすくなる食事もあれば、
乳腺炎などのトラブルの元になる
食事もあるので、
授乳中の食事内容には気を配りましょう。
また、赤ちゃんにアレルギーがある場合は
お母さんが摂取したアレルゲンを母乳を
介して赤ちゃんが飲んでしまい、
湿疹などの症状が現れることもあります。
母乳に食事制限は必要?絶対に避けるべき食べ物とは?
母乳を与えている期間は、
前の章でお伝えしたとおり食事の内容が
母乳に影響を与えることがあるため、
少しだけ制限が必要です。
妊娠中に禁忌だったアルコールはもちろん
カフェインも控えた方が良いでしょう。
砂糖や油を大量に使ったジャンクフードや
お菓子も禁止ではありませんが、
たまに食べる程度にしておくことを
おすすめします。
また、昔は母乳の出を良くすると言われて
いたお餅も、食べ物が豊富な現代では
カロリーが高すぎるため
母乳にはあまり良くないと言われています。
母乳に悪い食事を摂るとどうなるの?
母乳に悪いとされている食事をとると、
一体どうなってしまうのでしょうか?
まずアルコールは絶対禁止!
アルコールが含まれる母乳を飲んだ
赤ちゃんは、発達の遅れや障害を引き起こす
事があります。
コーヒーなどに含まれるカフェインは、
夜寝なくなってしまったり、グズグズの原因
にもなります。
砂糖・油など高カロリーで脂肪分の多い
食事は、母乳の質を悪くするだけでなく
乳腺炎の原因にもなりますので
摂取量には注意をしましょう。
母乳を出すために1日に必要な水分量はどのくらい?
通常、成人に必要な水分量は、
体重1kgにつき50mlと言われています。
50kgの女性の場合、2.5リットルの水分が必要です。
赤ちゃんは1日に大体1リットルの母乳を
飲みますので、授乳中は
2.5リットル+1リットル=3.5リットルの水分が
必要になります。
水分は食事からも摂取できますので、
実際に飲むべき水分量の目安は、
1日2~2.5リットル程です。
水分が不足すると母乳の出が悪くなったり、
水分が母乳に回った分、
お母さんが便秘になってしまうなどの
トラブルも起こりやすくなりますので
お気を付け下さい。
母乳を出やすくする食べ物&飲み物10選!
毎日の食事は、
ひとつの食材ばかり食べるのではなく
バランスよく献立を考えるのがポイントです。
私の考える良い母乳の基本は、粗食。
母乳が出ないと、カロリーのあるものを
とにかく色々食べて!と焦ってしまいますが、
実は和食&粗食がママにも赤ちゃんにも
一番安全で優しい食べ物です。
この章では、母乳が出やすくなる食べ物や
飲み物をご紹介しますので参考になさって
ください。
1.主食は白米や雑穀米
炭水化物をしっかりと摂ることで
母乳がたくさん出ると言われています。
主食はパンや麺類よりも白米や雑穀米など
ご飯がおすすめです。
2.根菜類中心の具だくさん味噌汁!
体の血行が悪くなると母乳の出も悪く
なりがち。
根菜類は体を温める作用がありますので、
積極的に取り入れたい野菜です。
味噌汁にたくさんの根菜類を入れると
温まるだけでなく、
水分も一緒に摂れるのでおすすめです。
3.昆布
昆布は母乳をさらさらにして、
分泌をよくする作用があります。
つまりやしこりは乳腺炎の元にもなるので
献立に加えておきたい食材です。
4.青菜
ほうれん草・小松菜などの青菜は
血液をさらさらにしてくれるので、
母乳の質が良くなると言われています。
また、鉄分も豊富なので貧血の予防にも
役立ちます。
5.白身魚
たんぱく質は肉よりも魚から摂ると良いと
言われています。
中でも白身魚は低カロリーで高タンパク。
脂肪分が少ないためトラブルになりにくい
そうです。
6.鶏肉
授乳中に肉を食べる場合は、
鶏肉がおすすめ。
脂肪分が少ないささみや胸肉を選ぶと
よりトラブルになりにくいと言われています。
7.小豆
小豆は鉄分・カリウムが豊富で、
母乳の質をよくしてくれると言われています。
昔は母乳をたくさん出すために小豆を煮て
食べたそうです。
ただ、砂糖をたくさん使って煮た小豆では、
母乳は出ても母乳の質まではよくなりません。
そこでおすすめなのが小豆茶。
お茶ならば水分も一緒に摂取できる上、
体も温まるのでとても効率が良い商品です。
「母なるおめぐみ」は、母乳育児をしたい
ママのために作られたお茶なので、
赤ちゃんにも安心。
ノンカフェイン・合成添加物不使用な上、
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初回割引の他、定期購入割引もあるので
お得に続けられるのが嬉しいですね。
8.ノンカフェインのお茶
授乳中はとにかくたくさんの水分補給が
重要!
冷たい水よりは温かいお茶がおすすめです。
かといってコーヒーや紅茶にはカフェインが
含まれていますので、
ノンカフェインのお茶を選ぶようにしましょう。
上で挙げた小豆茶の他、
麦茶やルイボスティー、とうもろこし茶などが
ノンカフェインで安心です。
また、コーヒーや紅茶にもノンカフェインの
ものがありますので、試してみても良いかも
しれませんね^^
9.甘酒
甘酒も母乳をたくさん出すにはとても良い
飲み物です。
アルコール分は大丈夫?と不安に思いがち
ですが、
米麹から作られた甘酒にはアルコールは
含まれていません。
甘酒は飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が
高いので、母乳をたくさん出すだけでなく
育児疲れのママにもありがたい飲み物です。
10.おやつは和菓子にする
授乳中ってお腹が空きますよね。
お腹が空いたらおにぎりをひとつ食べるなど
母乳に良い食べ物で空腹を満たすのが
ベストですが、ママだっておやつを食べたい!
そんな時はポテトチップスやチョコレート、
クッキーなど油を大量に使った洋菓子よりも、
和菓子がおすすめです。
上でもお伝えしたように小豆は母乳に
良い食べ物なので、
砂糖の量に注意しながらあんこを使った
和菓子などをたまに摘むのも良いですね。
まとめ
今回は母乳を出やすくする食べ物・飲み物
についてお伝えしました。
私が授乳をしていたのは何年も前のこと
ですが、
記事を書きながら
脂っこいものや洋食を食べた後に
ガチガチに張って困ったのを思い出しました。
母乳は出なければとにかく出てほしいと
思いますし、
充分に出るようになったら、
少しでも質の良い母乳を作りたいと思うのが
親心。
授乳期間は人生の中でもほんの少しの間
だけのことですから、ジャンクフードは少し
お休みして母乳に良い食事を心がけましょう。
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