新生児が泣く理由TOP3とは?原因と対処法を紹介します!
自分のお腹の中で10ヶ月もの時間を過ごし、
痛くて辛くて大変な想いをして出産したわが子は
母親にとってはこの世で一番大切で愛おしい宝物。
でも、そんなに可愛くて仕方ない自分の子供も、
日々の育児疲れが溜まっているところに
理由もわからずに泣き止まない時には
「泣きたいのはこっちよ!!!」と
気持ちが爆発してしまう事もしばしば(/_;)
そしてようやく落ち着いて眠った子供の横顔に
涙の跡が残っている姿を見て、
イライラしてしまった事に対して自己嫌悪…
これってママあるあるじゃないでしょうか?
今回は新生児の“どうして泣くの?”“どうすればいいの?”を
徹底検証!&実体験を元にご紹介します♪.*
▲話題の泣き止ませ動画”ふかふかかふかのうた”♪
娘以上に私がクセになってしまったやみつきソングです(笑)
Contents
考えられる原因はこんなにある!
▲数々の音が鳴るおもちゃで泣き止ませを試みる・・・こっちも必死です(笑)
新生児と呼ばれる生後1ヶ月までの時期の赤ちゃんは、
「これでもかーー!」ってくらい本当によく泣きます。
それもこの世の終わりかと思うくらいの本気泣き(・_・;)
実は生後すぐから3~4ヶ月くらいまでの泣きと、
それ以降の月齢での泣きは理由が違うと言われています。
生後3~4ヶ月くらいまでの赤ちゃんの場合は
大きく分けて『身体的に不快な状況』と『精神的に不安定な状況』
という2つの理由が考えられます。
生後3~4ヶ月を過ぎると上記の理由で泣く事は少しずつ減り、
その代わりに「自我の芽生え」による
『感情を伴う理由』が増えてくるそうです。
今回は生後すぐの新生児期にスポットを当てて原因を追究してみました!
身体的な理由
お腹が空いている(ミルク・母乳が足りない)
- 一度に飲める量が少ないのでとにかくすぐにお腹が空く
- 母乳の場合、最初は出る量が少ないので飲み溜め出来ない
- 母乳は消化が早いのでお腹が空くのもその分早い
完全母乳育児を目指す場合でも、
母乳が出ず充分な量を与えられない場合は
ミルクを足して補う勇気も赤ちゃんのためには必要です。
ゲップが出なくて苦しい
- 満腹になると胃に空気が溜まって苦しくて泣いてしまうことも
- 消化機能が未熟なため、ゲップを出すための補助が必要
便秘やガスが溜まっている
- ゲップ同様、お腹が苦しいと不快で泣くことも
- お腹を時計回りに優しくクルクルとマッサージするのが効果的
オムツが濡れていて不快
- 授乳量が足りていると排泄回数も多くなるので
替えたばかりだと思ってもこまめなチェックを - 濡れたオムツを放っておくとかぶれの原因にもなり、
皮膚がかぶれるとその痛みやかゆみが原因で泣くことも
温度
- 赤ちゃんは体温を調節する機能が未熟なので暑さや寒さに敏感
- 室温が寒すぎるor暑すぎる、湿度が高いor低いのはNG
- 室温とあわせて着せている衣類の枚数も適切かチェック
オムツや衣類がキツイ、不快要素がある
- オムツや衣類がきつくないか、指を入れて余裕をチェック
- タグやボタンなどの付属品が肌に当たると不快
- 汗をかいて衣類が湿っている場合はあせもの原因にもなるので着替えを
精神的な理由
「寝ない」のではなく「寝れない」から泣いている
赤ちゃんの眠りは大人よりも浅く
寝ようとしても些細なことで目が覚めてしまい、
結果的に「寝たいのに眠れない」事にイライラして
もどかしくて泣いている事が多いよう。
テレビの音やまぶしい光など周りの環境が気になったり、
体勢が不安定でリラックス出来ずに寝づらいという原因があります。
また、「寝ぐずり」する子もいれば「寝起きが悪い」子もいて
それぞれの赤ちゃんに個性があるようです。
ストレス、不安
赤ちゃんは10ヶ月ものあいだずっとつながっていたママと離れて
まったく違う環境の外の世界に急に一人ぼっちで出てきた事に
戸惑いや不安を感じて、恐怖で泣いているそうです。
また、私の場合は出産時間が早かったのですが、
「本来はゆっくり慣れながら外の世界に出てくるはずが、
あまり時間をかけずに出てきてしまったことで
赤ちゃんが急激にストレスを感じて、それを発散させるために
泣いているのではないか」と産院で言われました。
抱っこで泣きやむ=「甘えたい」「寂しい」ではない!?
新生児が泣くのは「寂しくて抱っこして欲しい、甘えたい」
という感情的な理由ではないと言われています。
この頃の赤ちゃんはまだ感情がなく、
抱っこして泣き止むのは丸まった姿勢や体温のぬくもり、
ママの声を感じる近さなどから胎内にいる環境に近づいた事で
居心地が良くなり泣き止んだと考えられるのです。
このように、精神的な理由を解消するために共通して言えるのは
『ママの胎内に近い環境』を整えてあげることのようです。
新生児はまだまだ胎内にいた時間の方が圧倒的に長いのですから、
そう考えれば納得ですよね☆彡
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娘の場合、新生児の頃の泣いていた理由を
あえてTOP3をランキング形式にするのであれば…
- 1位:眠いのに寝れない(寝ぐずり)
- 2位:お腹がすいた
- 3位:オムツが不快
こんな感じでした(/・ω・)/
私の場合、泣き出した瞬間に
まずはサクッとできるオムツチェック→室温調整→身体チェック
そして問題がなければ授乳→ゲップの補助、
直近の排便状態によってはお腹マッサージ、
それでもダメならあとは寝るだけなので環境を整えてひたすらゆらゆら…
という順番で全て試してみました。
ぜーんぶやってみてダメなら
「なんで泣くのよーーー!!!( ゚Д゚)ムキー」…と意地にならず、
一度深呼吸してまずはママがリラックスして接してあげてください。
赤ちゃんはそういうところ、すごく敏感に察知しているんです( ´艸`)
とはいえ、あまりにも様子がおかしかったり発熱している場合は
病気の疑いもあるので、しっかり観察してくださいね!
心配・・・顔を真っ赤にして泣きじゃくる
▲プルプル震えながら、短い手足をジタバタさせて、ギャーーーー!!!(TДT)
体全体を硬直させながら震わせ、
金切声で真っ赤どころか紫色になりながら激しく泣きいるわが子。
ここまでくると、泣くどころか絶叫に近い。。
“どこか悪いんじゃないか?”
“このまま血管が切れてしまうんじゃないか?”
何度もそんな心配をしました。。
でも娘の場合は2ヶ月程過ぎた頃から徐々に落ち着き、
3ヶ月の今は大泣きする事はあっても、
新生児の頃のような泣き方をする事は少なくなりました。
赤ちゃんはあまり激しく泣くと息ができなくなって
顔色が悪くなったり、一時的に脳が酸素不足になることで
「泣き入りひきつけ」を起こすこともあるようですが、
脳に障害が及ぶ心配は少ないそうです。
また、理由はわからないけれど泣き止まなくて困るという時は、
脳が発達していく過程で自分では処理しきれない不快や困難が
あるのではないかと考えられているそうです。
全ての不快要素を除いて、出来るだけ優しくあやして、
熱などの異常はないけれど理由なく激しく泣き続ける場合、
「こんなに泣かせてしまってなんて駄目な母親なんだ」と
自分を責めてしまう事もあるかと思います。
でも赤ちゃんは泣きながら肺を鍛えたり、自分で疲れて眠ったり…
案外泣くことによって成長しているものなんです。
そう考えれば「泣くのも成長の証」と少し気がラクになるのでは?♡
ごめん、ギブアップ!放置はアリ?ナシ?
▲おしゃぶりで口をふさいで黙らせようとするも、ペッ( ゚Д゚)と吐き出しあえなく失敗・・・
放置することによって『サイレントベビー』になってしまうのでは?
と思うかもしれませんが、それは度を越えた放置の場合です。
「家事で手を離せなくて、10分間放置してしまった…」
などと気にしていては、ママまで気に病んでしまいますよ。
娘の場合、最初はとにかく常に抱っこしなければ泣いていました。
そんな状況に悩み、自分なりに色々と調べてみて行き着いたのは
「きちんと声掛けとケアさえすれば、少しくらい放置しても大丈夫」
という考え方でした。
「無視」をしてしまえばそれが積み重なって
愛情を求める事を諦めるサイレントベビーになってしまうのかもしれません。
でも、手が空いている時にはたくさん甘えさせてあげて
手が離せない時にはしばらく泣かせてしまっても
きちんとしたケアで気持ちを満たすことが出来れば
「ママはちゃんと帰ってきて抱きしめてくれる」と覚え、
「待つことが出来る子」になるという考えでした。
その考えを知ったことで心がスッと軽くなって、
それからはどうしても手が離せない場合やその場を少し離れる場合は
「今から洗濯をするから、10分だけ待っていて」などと
通じるわけがなくても具体的に声掛けをするようになりました。
その間に泣いてしまっても無視するのではなく聞こえるように
「○○ちゃん、もう少し待ってね」と名前を呼んで声であやしたり
目を合わせて笑いかけたりして。
そして用事を終えたら
「待っててくれてありがとう!えらかったね、助かったよ!」
と目を合わせて褒めながら抱き上げて遊ぶことを続けていると、
みるみる待つことが出来るようになっていったのです!
もちろん子育てには諸説様々あります。
実際に子育てをしていると毎日のように疑問が出てきます。
そしてそれにはかなりの数の“答えと理由”があるのです。
どれももっともらしい内容で、何が正解なのかはわかりません。
でも余程間違った、悪影響を与えるような方法ではない限りは
自分が心から納得できる考えだけを信じきる事が
心を軽くする、頑張りすぎない気持ちの持ち方だと私は思います(*^^*)
自分の出した答えが半信半疑では、子育てに自信が持てません。
試してみてうまくいかなければさっさと切り替えて
別の方法に方向転換すれば良いだけなんです♪.*
赤ちゃんとの”今”を大切に♡
きっとこの記事をここまで読んでくださった方は、
生まれたての赤ちゃんがたくさん泣いて困って、
それでも「何とかしよう!」と必死に答えを探して
一生懸命頑張っているママなのではないでしょうか(*^^*)?
「母親である自分が放棄してしまえば
この子は生きることさえできない」という
日々のプレッシャーだって、大げさではないはずです。
とってもよくわかります。
でも、ママがつぶれてしまっては大変です!
色々と考えられる理由を挙げましたが、
結局のところ赤ちゃんが本当は何が原因で泣いているのかなんて
答えは誰にもわからないんです。
『赤ちゃんは泣くものだ』『自分の思い通りにはいかないものだ』
ということは当たり前だけど忘れがち。
「こんなもんだ」と思えば不思議と心が軽くなりますよ♪
いまウチの娘は3ヶ月半で私自身もまだまだ新米ママですが、
娘は新生児の頃と比べて、日に日に本当に楽になってきています。
少しずつ自我も芽生えているようで
嬉しい、寂しい、ねむい、怒っている…という感情も見えてきました。
赤ちゃんはあっという間にどんどん成長しています!
イライラせずにリラックスして、
今しかない時間を大切に過ごしてくださいね♡
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