離婚の話し合いの期間はどれぐらい?最短・平均をご紹介!
一般的に、離婚は結婚の3倍のエネルギーが
要ると言われています。
それだけに、離婚の話し合いには
気合を入れて挑まなければなりませんが、
実際問題、どれくらいの期間が
かかるものなのでしょうか。
かかりそうな離婚の話し合い期間に
合わせた準備も要りますし、参考的な目安を
知っておきたいところですよね。
実際に離婚のプロでもある私も、時折、
離婚の話し合いの期間目安を聞かれます。
そこで今回は、離婚の話し合いの期間や
話し合う内容、話し合いにならない場合の
対処法などをお伝えします。
あなたの離婚に、お役立て下さいませ。
Contents
離婚の話し合いの期間の平均はどれくらいなの?
まず、離婚の話し合い期間そのものの
平均的、統計的なデータはありません。
それだけに、実際に
どのくらいの期間がかかるかは、
ケースバイケースといえます。
芸能人の離婚ニュースでも、
1~3ヶ月で離婚した方もいれば、
数年かかった離婚闘争もありますよね。
強いて言えば、
事前に長い別居期間があるなど、
夫婦両者が離婚やむなしと考えている程に、
そして財産や子供が少ない程に、
話し合う内容も少なくなるため、
話し合い期間も短くなるでしょう。
ひとまず、3ヶ月程度は見積もっておくと
安心して話し合いに挑めるかと。
ちなみに、最短では1日ももたずに
結婚後、数時間で離婚した方もいますので
本当に夫婦によると言えるでしょう。
離婚の話し合いの進め方とは?
離婚の話し合いの進め方に、
明確な定めはありません。
ただし、もっとも肝心な
「離婚するのかしないのか」という
両者の意思については、
最初にすり合わせる必要があります。
そして、この点で足並みが揃わないほどに、
話し合いの期間は長引いてしまうでしょう。
なお、離婚は
両者が合意すれば理由を問わずにできますが、
一方が拒否している場合は、
法的に有効な離婚事由が必要になります。
この点については注意しましょう。
離婚の話し合い!どんな内容を話し合えばいいの?
両者の離婚意思が確定している場合、
話し合いでは大きく以下の2点を話し合います。
- (いるなら)子供のこと
- 財産(分与)や慰謝料等のお金のこと
また夫婦の環境によっては、
離婚後の住まいや仕事に関すること、
互いの接触などについても話し合う事もあります。
事情が複雑だったり、
財産が多かったりする場合は、なるべく
専門家に介入してもらう方がいいかもしれません。
離婚の話し合いはどんな場所でするべき?
離婚の話し合いは、基本的に
親権や財産などのかなりの個人情報を
話し合いますから、なるべく自宅などの
外部の人が入ってこない環境でするべきです。
しかし一方で、夫婦二人だけでは
互いに感情的になるだけ等の時には、
臨機応変に考えるのが基本になります。
離婚の話し合いは、人によっては
耐えられない空気になるほどです。
なるべく互いにリラックスしつつ、
それでいて真剣に話し合える環境でしましょう。
離婚の話し合いに親は参加するもの?
離婚の話し合いそのものに、
基本的に親は参加しません。
強いて言えば、離婚届の証人を
親にお願いする方はおられます。
また実際には、夫婦二人では
話し合いにならなかったり、子を心配して
話し合いに乱入したりする親もいるため、
一概には言えません。
親がいた方がいいのか、
それともいない方がいいのかは、
もう大人なのですから、
自分たちでしっかり判断しましょう。
離婚の話し合いが進まない時はどうする?
離婚の話し合いが進まない時は、
やはり専門家に話し合いに
介入してもらうのが基本です。
あるいは専門家でなくても、親や友人など、
誰か外部の人に離婚の話し合いに
介入してもらうのが対策になります。
ただし専門家以外の場合は、
夫婦一方に肩入れするばかりで、
かえって話し合いがこじれる可能性もあるため、
なるべくなら第三者的な専門家に
介入してもらう方がいいでしょう。
離婚の話し合いを拒否された場合の対処法とは?
離婚の話し合い、
あるいは離婚そのものを拒否された場合は、
調停離婚を申し立てることが
対処法の一つになります。
調停離婚は、結局は話し合いの延長なのですが、
後の裁判離婚の布石にもなりますので、
有効な離婚の話し合い手段です。
ただし調停離婚も裁判離婚も、
外部の人間が介入するからこそ、
離婚にあたって十分な理由が必要になります。
あなたの単なるワガママでは通りませんので、
ご注意ください。
離婚の話し合いをする前にしておくべき準備とは?
離婚の話し合いをする前にすべき準備は、
実際に離婚して、その後の生活が
再スタートを切るまでの『お金』と、
話し合う内容に対する『自分なりの回答』
になります。
あとは、それらを乗り越える『覚悟』も、
大事な準備ポイントでしょうか。
準備不足なほどに話し合いが進まず、
また離婚後に困ることになります。
後戻りはできないと考え、
十分に準備した上で話し合いに挑みましょう。
まとめ
今回の記事では、
離婚の話し合いについて
- 必要な期間はケースバイケース
- 話し合いは両者の離婚意思が最初
- 内容は大きく親権とお金のこと
- 場所は個人情報が漏れない所で
- 親は基本的に参加しない
- 話し合いが進まない時は誰かの介入を
- 拒否されたら調停離婚を申し立てる
- 事前準備はお金と意思、そして覚悟
とお伝えしました。
離婚の話し合いは、スンナリ終わる夫婦でも
相当なエネルギーを使うのが普通です。
事前に十分に準備をしておき
その上で離婚の話し合いに挑みましょう。
なお、他にも女性の離婚準備が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。
この記事をSNSでシェア